RITAKOです!夏が終わるとそろそろ、保活の時期の到来ですね。この夏たくさんの園見学お疲れ様です!!
それぞれの自治体で来年度4月入園の申込がそろそろスタートする頃ではないでしょうか。
2015年より待機児童問題解消のために、小規模保育園がどんどん増えていきました。激戦区の自治体では、保活を進めるうえで、選択肢の一つにもなるのではないでしょうか。
ちなみに。私の第1子も小規模園に通っていました。(今は下の子の育休で退園しています。なぜ退園したのか?!はまた投稿します)
今回は通わせたからこそ感じた、小規模園のメリットデメリットをご紹介します。
小規模園とは
受け入れる子供の定員が6人から19人以下の人数の少ない保育園。また受け入れ年齢は0歳から2歳までとなります。
一般的な認可園では、20名以上の定員かつ、0歳から6歳児までとなっています。
小規模園ではマンションの一室や商業施設など、狭い空間での保育ですが、家庭に近い環境設定でアットホームな保育が特徴です。
3歳児以降の預け先はどうなるの?
小規模保育園では、近隣にある保育園や幼稚園と連携を結んでいます。そのため、小規模園を卒園するときに、連携先に優先的に入園できることとなります。
もちろん、再度保活を行い、連携先でない園に入園することも可能です。
ちなみに。私の子供の小規模園の連携園は保育園3つ(すべて人気園)と幼稚園1つでした。
小規模保育園のメリット
ゆったりとした雰囲気の中、保育士さんが一人一人の子どもむきあうことができるというのが大きなメリットになると思います。
私の子供の園では、6人の子供に対して保育士さん2人でした。
家庭に近い環境
小規模保育園の最大のメリットは、アットホームな雰囲気で保育が受けられることです。小規模保育園は、マンションやショッピングモールなどの一室、もしくはリビングを活用して保育している場合が多いため、家庭の環境に近く、環境の変化に敏感な子どもでも落ち着いて過ごせます。
園児が少ないますため、送迎のときに担任の先生以外でも子供の状況をお話ししていただける時が多かったです。
保育士の目が届きやすい
目の離せない0~2歳の時期は、保育園での事故などが心配なママパパもいるかと思います。小規模保育園は大規模保育園に比べて子ども1人に対する保育者の人数が多いため、「ちょっと目を離した間にケガをする」というトラブルが比較的起こりにくいです。
また、大規模保育園と比べると部屋の大きさもコンパクトで、保育士の目が届きやすいという利点もあります。
こちらも園児が少ないので、ちょっとした子供の変化を報告していただけたりします。
乳幼児に特化した保育環境
小規模保育園には0~2歳という年齢制限があるため、乳幼児に特化した保育環境が整えられています。
私の子供の通っていた園では、スタンプ遊びで手形足形を残したり、夏は小さいプールで水遊びをしたり、0歳児でもすごくいい経験をさせていただきました。
また、待機児童対策で設置された、低年齢層限定の園なので、比較的入りやすいのもメリットといえます。
異年齢教育
年齢別で保育室が分かれている大規模保育園では、基本的に同じ年齢の子どもと過ごすことになります。
一方、小規模保育園では年齢の異なる子どもが同じ空間で保育を受けます。異年齢の子どもと一緒に過ごすことで、より多くの刺激を受けることができます。
活動時間はそれぞれのクラスで行いますが、朝の会まで帰りの会以降は、0歳から2歳まで全ての園児が集まり、お迎えを待っていました。
小規模保育園のデメリット
施設が狭い、園庭がない
子どもの心身の発達に欠かせない取り組みの1つが「運動」です。保育園に通っているのであれば、ひろびろとしたスペースで体を思いっきり動かしてほしいと思うと思います。
しかし、小規模保育園は園庭がない、もしくは、園庭があってもスペースが狭いことが多いです。保育園自体に園庭がなくても、近くの公園や神社などを利用して運動できるので大きな問題ではありませんが、移動の際に事故にあうリスクも考えられます。
小規模保育園に子どもを入れる際には、園庭の有無や、近くの公園・神社までの移動ルートを確認しておきましょう。
私が見学をした園では、マンション内にある公園や、商業施設内の公園に行ったり、また公園への移動はみんなでワゴンに乗せて移動をしていました。
転園先を探す必要がある
小規模保育園は0~2歳の子どもしか保育できないため、卒園までに転園先をさがしておく必要があります。園によっては関連施設に優先的に入れてもらえる場合もあります。
大規模保育園では、基本的には小学校入学前の5歳児まで在籍することができます。そのため、「環境の変化が苦手」など、子どもの性格によっては、大規模保育園に入れたほうがよいケースもあるかと思います。
それでも小規模園にはメリットいっぱい!
私の第一子の保活は、徒歩圏内で通える範囲で第5希望の書行き場園でした。正直小規模園はまた保活もしなきゃいけないし、希望から外そうかとも思っていました。
しかし、私の自治体は産休前の実績日数でランクが決まり(産休前、悪阻で休みばかりでした)希望するランクとはならないことがなんとなく分かりました。
結果通知には、第5希望の小規模園。
不安でいっぱいでしたが、通わせてみて「やっぱりやめとけばよかった」と思ったことは一度もありません。
ここに関しては、先生方に本当に感謝です。
私の子供は、たくさんのことを吸収する、0歳〜2歳時期に小規模園に通えてよかったと思っています。
ぜひ、小規模園も候補にあげてみてください!